メディア研究

メディア研究 · 2022/12/24
“滑らないお守り” はなぜ話題に?|テレビが拾う縁起ネタの条件
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることを目的としています。 主としてテレビメディアのニュース報道や情報番組に注目して、放送内容の概要を紹介したうえで、テレビに取材されやすいポイントなどを考察します。 雪や凍結に注意が必要な中、機体が勝手に動き出さないようにする車輪止めが、神社で祈祷され、小さく切り刻まれていく。 飛行機を滑らないようにする車輪止めが、受験生が滑らないための御守りに大変身した。 ▼JALグランドサービス 小池規之さん 「(機体は)約200トンという重さになります。その機体でも滑らないように支えているのでご利益はあると思います」 これまでは役目を終えたら廃棄されてきた車輪止めを、受験生のために有効活用させたいという日本航空グループの社員のアイデアが実現した。 ▼JALグランドサービス 水谷蘭々さん 「お守りをもった受験生が絶対に合格できるように祈っています」 この「合格祈願御守り」は、明日(24日)から羽田神社で授与が始まる。
メディア研究 · 2022/11/03
水産庁「さかなの日」はどう報道された?|行政PRとテレビニュースの関係
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることを目的としています。 10月28日、魚の消費拡大につなげようと「さかなの日」が制定された。毎月3日から7日を「さ」ん「か」ら「な」な、ということで「さかなの日」にすると発表。 日本人が魚より肉を食べる傾向にある中、魚の消費拡大につなげる狙いがあるという。 日本人の魚の消費量はピークだった2001年の40.2kgから年々減少傾向にあり、2020年には23.4kgまで減少。肉類の消費量は増加傾向で、2011年度に魚を逆転し、その後も右肩上がりを続けている。 まず身内からその傾向を変えるべく、農林水産省内の食堂では魚を使ったメニューをオススメとして提供。しかし、肉を食べる人は依然多く、取り組みを続けていきたいとしている。 福岡市では、規格外のサイズや傷物のため、市場に出しても売れないような未利用魚を加工し、商品にする取り組みも行っている。
メディア研究 · 2022/10/10
10月は目の愛護月間|新聞記事に見る啓発テーマの扱われ方
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることを目的としています。 今回は新聞メディア(夕刊紙)の紙面やコーナーに注目して、記事内容の概要を紹介したうえで、新聞に取材されやすいポイントなどを考察します。 なお、【メディア研究 No.5】以前の記事は、Facebook に掲載中です。 10月はメガネと目にまつわるイベントの多い月。この際、中高年が気になる進化した「老眼対策用メガネ」について考えてみたい。 老眼用メガネには価格差が大きいが、何が違うのか? 最新の光学技術を駆使した様々なレンズと、そのレンズ機能を発揮するためのメガネづくりの技術を反映した価格になっている。 良いメガネを作るには、その人に応じたレンズ選びとレンズ機能を十分発揮するためのメガネを作る技術力がカギとなる。 ・最初におすすめしたいのは「近用ワイド」「近近タイプ」と呼ばれるレンズ。 ・もともと近視だった人が老眼になったら、ぜひ「遠近両用レンズ」を使ってほしい。 これらの老眼対策レンズでは目とレンズの位置関係が大切で
メディア研究 · 2022/09/10
分身ぬいぐるみが話題に|テレビが注目する “共感×驚き” の仕掛け
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることが目的。 自分の似顔絵のぬいぐるみが作れるサービス。 このぬいぐるみは334億パターンの顔ができるぬいぐるみだ。 専用サイトでパーツを組み合わせて自分の似顔絵を作る。 肌の色、髪の色、目、鼻、口、眉のパーツのほかにも、ヒゲやメガネ、ほくろなど、組み合わせは334億通り以上になる。 出来上がった顔に綿を入れ、選んだ髪型と胴体を縫い付ける。 あとは洋服を着せれば完成。 ほとんど手作業で作っている。 ▼ ファンダード 村瀬和絵 代表 「おもちゃやぬいぐるみはコミュニケーションツールだと考えている。 ひとりで遊ぶのももちろん楽しいけれども、ぬいぐるみを持った同士が遊ぶともっと楽しい世界ができると思い、じぶんぐるみを作った」 ▼ WBSフィールドキャスター 中垣正太郎 「開発者の村瀬さんは、以前は大手玩具メーカーに勤務していて、大量生産してたくさん売る企画をやっていたが、もう少し一人ひとりの方に意味のある一品をお届けしたいということで起業された」
メディア研究 · 2022/07/19
人力発電かき氷店はなぜ取材された?|テレビが好む “体験型ネタ”
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることを目的としています。 主としてテレビメディアのニュース報道や情報番組に注目して、放送内容の概要を紹介したうえで、テレビに取材されやすいポイントなどを考察します。 川口市幸町に昨日、期間限定でオープンしたかき氷店。 客は自ら自転車をこいで発電した電気でかき氷を作る。 自転車を3分ほどこぐと一つのかき氷が完成する。 客は息を切らしながら自転車をこぎ、できあがったかき氷の味を楽しんでいる。 ▼ 女の子の客 「自分でこいで作ったかき氷は最高。絶品」 ▼ かき氷店・村田洋子さん 「とくに今年は電力がひっ迫しているということで、たくさんの人に電気を作るという体験をしてもらって、電気の大切さと自分で作った電気で食べるかき氷がおいしことを体験してもらいたい」 このかき氷店は8月末まで水曜と土曜にオープンする。
メディア研究 · 2022/05/21
カラオケ店がミシンを貸し出す理由|テレビが注目する “意外性” の作り方
この「メディア研究」シリーズは、テレビ・新聞をはじめとするマスメディアがどのような視点で世の中のさまざまな社会問題や社会現象を報道しているのか探ることを目的としています。 いま、新たな需要を見込んで、“本業以外” のサービスに乗り出す企業が増えている。 カラオケ店でミシン貸し出し? 旅行会社がトマト栽培? 消臭・防虫剤メーカーは猫用トイレセット? それぞれ “畑違い” の事業に進出したワケは一体何なのか? 東京・池袋にあるカラオケ店「JOYSOUND 池袋西口公園前店」では、同店限定で高級ミシンの貸し出しサービスが人気となっている。 防音設備が整った個室で周りを気にせず裁縫に没頭できる。 1台15万円ほどの高級ミシンを1日1000円で貸し出すサービスを行なっている。 “本業” 以外にサービスを広げたワケは、新型コロナの影響でカラオケの利用客が減ったこともあるが、大手ミシンメーカーがグループ会社だったこともきっかけのひとつ。 “アニメや漫画の聖地” 池袋という立地から、コスプレイヤーの利用を見込んでいたが、主婦層にも好評だったため、サービスを3か月延長した。